【膝のスポーツ障害と言えば?】半月板損傷について

あすウェルスポーツ鍼灸整骨院
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7月に入り、様々なスポーツが盛んな時期になりましたね(^^)/~~~

 

日頃からスポーツに励んでいる方も多くいらっしゃると思いますが、

オーバーワークで疲労が溜まってくると、

外傷や障害の発生率が高くなりますのでお気を付けください!

 

 

 

 

 

さて今回は、

以前のコラムでご紹介した「膝の靭帯損傷」と合併して起きやすい

「半月板の損傷」についてご紹介します!

「膝の靭帯損傷」のコラムはこちら

 

半月板損傷はスポーツ活動中に起こりやすく、

特に、ジャンプ動作や横の動き、急激な方向転換が多い

バスケットボール競技では多発します。

 

 

 

バスケットボールと言えば……

先日、米プロバスケットボールNBAのスター選手である、

デリック・ローズ選手がチームからトレードされました。

 

ローズ選手は爆発的なスピードでのドライブを武器に、

2011年、史上最年少でシーズンMVPを受賞しました。

 

しかしその後、膝の靭帯断裂や半月板損傷が度重なり、

それ以降は成績も安定せず、今回のトレードへと繋がってしまいました。

 

他にも、個人的に好きだった

元ブレイザーズのブランドン・ロイ選手も素晴らしい活躍をしていましたが、

半月板の損傷が回復せず、事実上の引退へと追い込まれました。

 

 

 

バスケットボール以外の競技でも

・サッカー
・ラグビー
・スノーボード

などでも起きやすい障害である「半月板損傷」について、

もっと詳しく知っていきましょう(^.^)/~~~

 

 

 

半月板とは?

 

「半月板」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

 

半月板は三日月型をしている線維性の軟骨で、

少し粘り気のある水分を含み、弾力性があります。

 

大腿骨と脛骨の間に内側半月板と外側半月板があります。

以下の図は、左膝の内側半月板と外側半月板を上から見たものです。(水色の部分)

 

内側半月板
内側半月板
外側半月板
外側半月板

 

 

 

 

 

 

 

半月板の役割

 

(1) クッション機能

 

半月板は、歩いたり走ったりする際にクッションの役割を担い、

膝にかかる負担を軽減してくれます。

 

歩く時に膝にかかる負荷は、だいたい体重の約1.5倍と言われています。

 

これが走る時には更に大きく、

体重の約3倍もの負荷がかかると言われています。

(もちろん走るスピードや歩幅によって変わってきます)

 

私の場合、体重が約60㎏ですので、

歩行時に膝にかかる負荷は1.5倍の約90㎏、

走る場合にはなんと約180㎏にもなります!

 

 

 

半月板は、これだけかかる大きな負荷を分散して、

私達の膝を日々守ってくれています。

 

 

 

(2) 膝の円滑な動作

 

膝の曲げ伸ばしの際、半月板が前後に動くことで膝の安定性を保ちます。

 

膝を曲げる時、半月板は少し後方へ移動しますが、

逆に膝を伸ばす時は、半月板は前方へ移動します。

 

この事で膝の曲げ伸ばし動作を円滑に行うことができるのです。

 

 

 

このように、半月板は膝のクッションや安定性を高める役割を担います。

 

普段、歩いたり、走ったり、階段を昇ったり……と、

私達の生活の中で無くてはならない存在なのですね!

 

 

 

半月板の損傷

 

半月板の損傷とは、半月板に亀裂が入ることです。

 

半月板を損傷すると膝の痛みに繋がるため、歩くことが困難になります。

さらに重度の場合、荷重することさえ難しくなってしまいます。

 

 

 

また、円盤状半月板という、

生まれつき半月板が三日月型ではなく、円盤状の方がいます。

 

円盤状半月板は、逆に膝の適合性が良くなく、

損傷しやすくなってしまいます。

また、損傷がなくても痛みが出ることがあります。

 

 

 

1.半月板を損傷する原因

 

半月板を損傷する原因は、

膝を捻るなど大きな外力が加わる
加齢とともに半月板の水分量が減り強度が弱くなる

が主な原因です。

 

半月板は多くの水分を含みますが、

加齢に伴いその水分が徐々に減っていくため

亀裂が入りやすくなってしまいます。

 

半月板が衰えた状態では、

小さな外力が加わっただけでも損傷してしまいます。

 

 

 

2.半月板損傷の症状

 

半月板を損傷した際の症状は、

膝の痛み(膝の関節裂隙や後方の痛み)
膝の腫れ
膝が完全に伸ばせない (ロッキング)
膝の曲げ伸ばしでコリッと中で引っかかる感じがする
膝の曲げ伸ばしができない

となります。

 

 

 

半月板損傷で特徴的なのは、

深く膝を曲げた時に痛みやコリッとした感覚が出ることです。

膝の中で損傷した半月板が引っ掛かることで起こります。

 

また、「膝の中の方」に痛みを感じることが多いです。

 

 

 

3.半月板損傷の治療

 

基本的に、なるべく手術はせず保存療法を行います。

 

保存療法では、

サポーターやテーピングなどで膝への負担を減らし、自然治癒を促します。

 

症状が落ち着いたら、膝の周りの筋肉を鍛えて安定性を高めます。

※膝周りの筋力トレーニングを最後にご紹介しています!

 

 

 

保存療法でも痛みが収まらず回復が見込めない場合は、

損傷部を取り除く手術を行います。

 

半月板の外側は血管が通っていて自然に治癒することも見込めますが、

中心部は血管が通っていません。

 

よって、一度損傷すると自然に修復しないので、

手術を行わなければなりません。

 

 

 

4.半月板損傷を起こしやすい動作とは?

 

半月板を損傷しやすい動作というものがあります。

以下をご覧ください(^^)

 

 

 

(1) knee in toe out

 

knee in toe outに関しては、

以前のコラム「膝靭帯損傷」のところでもご紹介しましたね!

 

膝が内側に入り、つま先が外側を向く肢位です。

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(2) knee out toe in

 

knee out toe in は膝が外側を向き、つま先が内側を向く肢位です。

ニーアウトトゥイン

 

 

 

 

 

 

 

 

この2つの肢位で行う着地や急激なストップ、

または方向転換は、膝の捻じれに繋がり、

膝の靭帯や半月板を損傷する危険性が特に高くなります。

 

「膝の靭帯損傷」と「半月板損傷」が合併して起きやすい理由は、

どちらも同じ動作で発生しやすいからです。

 

また、内側の半月板と内側側副靭帯はくっついていますので、

「内側側副靭帯」と「内側半月板」は特に同時に損傷しやすいです。

 

 

 

5.アンハッピートライアッド(不幸の三徴候)

 

アンハッピートライアッドとは、

(1) 前十字靭帯
(2) 内側側副靭帯
(3) 内側半月板

を同時に損傷、断裂してしまうもので、

上述したknee in toe outの肢位で起こりやすいです。

 

このアンハッピートライアッドは大変重度の怪我となってしまい、

復帰までの時間も大幅に強いられます。

 

スポーツ選手にとっては選手生命に関わる大きな怪我なので、

このような名前がつけられました。

 

 

 

膝の安定性向上のために大腿四頭筋を鍛えるべし!

 

1.太ももの筋肉、大腿四頭筋とは?

 

膝の安定性に関与する筋肉はいくつかありますが、

その中でも特に重要な筋肉があります。

 

それは大腿四頭筋という筋肉です!!

オスグット

 

 

 

 

 

 

大腿四頭筋は、太ももの前にある大きな筋肉で、膝を伸ばす動作で働きます。

 

大腿四頭筋は膝をまたぐ筋肉のため、直接的に膝の安定性に関与します。

つまり、この大腿四頭筋の筋力が落ちてしまうと膝の安定性が失われ、

負担がかかり膝痛へ繋がってしまうのです。

 

 

 

2.家でもできる大腿四頭筋のトレーニング!

 

では、大腿四頭筋のトレーニングである、

誰でも簡単に行える「セッティング」をご紹介します!

 

 

 

このトレーニングでは、

膝の曲げ伸ばしをほとんど行わず大腿四頭筋を鍛えることができるので、

膝の曲げ伸ばしで痛みが出る方でも行える利点があります。

 

また、負荷もそこまで大きくないため、

トレーニングをしたことがない初心者や高齢の方でも無理なく行えます。

 

 

やり方は、

膝の下に丸めたタオルを置き、膝の裏側でタオルを押しつぶすように膝を伸ばします。

たったこれだけです。

タオルを押しつぶしている時、大腿四頭筋を触ってみてください。

しっかり力が入り、硬くなっていますか?

硬くなっていれば大腿四頭筋に力が入っている証拠です。

5秒間タオルを押しつぶしたら、一旦力を抜きましょう。

これを10回行い、やってみて余裕があれば、回数を増やしてみましょう!

楽なトレーニングでは筋肉がつきませんので、

「少しきついな~(>_<)」と感じるまで行うことが重要です!

セッティング

 

 

 

 

おわりに

 

今回は半月板についてご紹介しました!

半月板はとても大事な役割を担う、ということを知っていただけたと思います。

 

 

 

当院では、状態のチェックをしっかり行い、症状に合わせた施術を行っていきます。

 

また、怪我を防ぐためのトレーニングや、

受傷後に患部の可動域や筋力など、

低下してしまった機能を回復させる機能改善トレーニングも行っております。

 

 

 

膝の痛みを始めとする怪我や機能低下でお悩みの方は、

当あすウェルスポーツ鍼灸整骨院に一度ご相談ください!

 

 

 

 


 

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