*運動し始めて体調が良くなり風邪を引きにくくなった!
*気になっていたふくらはぎのむくみが明らかに減った!
*寝付きが良くなり睡眠の質が上がった!
この記事をご覧のあなたや、あなたの周りにも、
このような経験をお持ちの方・お知り合いの方はいませんか?
ちなみに私自身、普段から定期的にトレーニングを行っているのですが、
トレーニングを始めてから腰痛や肩こりなど、いわゆる不定愁訴(ふていしゅうそ)
と呼ばれる症状が一切なくなりました!!
それは一体ナゼでしょうか??
今回は
*私の肩こり・腰痛が無くなった要因
*トレーニングについて
*栄養摂取
についてのお話をしていきます。
これからご紹介する自己流の間違いをしている方、
きっといらっしゃると思いますよ(゚д゚)!
目次
[ Exercise is Medicine ]
なかなか耳にしない言葉かもしれませんが、意味自体は
読んで字のごとく「運動は薬である」という意味です。
これは全米スポーツ医学会(ACSM)が提唱しており、
『運動(Exercise)が正しく実践されれば、
その運動自体がパフォーマンスのための訓練になります。
また不適切な動作が原因で身体に痛みを抱えている場合は、
※機能的な動作との比較が評価にもなり、
正しい動作で痛みが改善されれば運動自体が治療にもなります。
つまり、運動が機能的であれば、
様々な目的に活用できる薬(Medicine)のような存在になります。』
※機能的な動作…関節が本来動くべき正しい動きの事
と言われています。
そうです!
私の肩こり・腰痛が無くなったのはおそらく、
元々、関節や筋肉にとって機能的ではない動作(不適切な動作)で
日常生活や仕事を行っていた事が原因で肩こり・腰痛が起こってしまった。
しかし、トレーニングによって機能的な動作(関節の正しい動作)を
行えるようになった結果、痛みが改善されたのではないか?と考えられます。
しかし、皆さんもご存知の通り、薬には副作用が出る物もありますよね?
運動も決して例外ではないと思います。
例えば、昨今から続いているランニングブーム
その一方で、
市民ランナーの2人に1人はカラダのどこかしらに故障を抱えているとか。
筋肉や関節など、人それぞれ大きさや身体の硬さなどは異なります。
正しい使い方をせず、“自己流”で一生懸命トレーニングやスポーツをしていたら
効果が出ないどころか逆効果になってしまう可能性だってあります。
病院で処方される薬同様、トレーニングやスポーツに関しても
用法(正しいカラダの使い方)・用量(筋肉や関節に対して適切な刺激量)を
守り、正しく使わなければいけないかもしれませんね。
三軒茶屋にあります当あすウェルスポーツ鍼灸整骨院には
多くのスポーツ愛好家の方々がご来院して下さいます。
中には週2~3回以上ジムに通っている方だったり、
週末は必ずスポーツを楽しんでいらっしゃる方なども少なくありません。
しかし、“自己流”でされている方のお話を聞いていると
*「ん?そのやり方は悪くはないけど、もっと良い方法があるな…」
*「もっとこうした方が効果的なのに…!」
という事も多々あります。
患者さん「今日は胸と腕の筋トレをしてきました!」
私「そうなんですね~、あれ?この間も胸と腕じゃなかったですか?」
患者さん「はい、とりあえずギャクサンになりたいんで!!」
私「なるほど~…」
※ギャクサン(上半身が逆三角形の身体)
筋トレを始める目的は人それぞれですよね?
*腕や肩、胸を大きくして、ギャクサンにしたい!!
*ウエストを引き締めてくびれを作りたい!!
などなど。
しかし、その目標を達成する為に
上半身だけを鍛えたり、体幹トレーニングばかりするのは
“自己流”トレーニングで陥りやすい大きな間違いです。
筋肉をつけるためには成長ホルモンの分泌が大事となります。
成長ホルモンは筋肉を刺激すると、分泌されやすくなるのですが、
どこの筋肉が特に成長ホルモンを出すと思われますか?
それは、上半身でも体幹でもなく、
下半身のトレーニングです!
なぜ?と思われる方も居るかもしれませんが、理由は至ってシンプルで、
下半身(脚)は筋肉自体がとても大きいので、脚のトレーニングを行うと
他の部位に比べ、成長ホルモンがたくさん分泌されるのです。
その成長ホルモンは下半身だけではなく上半身にも行き渡り、
結果として全身の筋肉を成長させる事にも繋がるので、
上半身・体幹にも良い影響を与えてくれます!
もし、これまで下半身のトレーニングを
していなかった(避けていた?)方が居ましたら
是非、トレーニングメニューに追加してみて下さい!
きっと全身のバランスも良くなりますよ!!
これは特に女性の方から聞くのですが、
*「私は筋肉質だからすぐ筋肉がついちゃうんです。」
*「自転車やウォーキングをしてもふくらはぎばっかり太くなるんです。」
というようなお声を耳にした事ありませんか?
結論から言うと、相当ストイックにトレーニング・栄養摂取を行わない限り
筋肉はそんな簡単に付いたり、大きくなったりしません!
特に女性の方は男性と違いホルモンの影響で男性ほど筋肉が付きにくく、
逆に脂肪を溜め込みやすいと言われています。
確かに運動後やトレーニング直後に“一時的”ではありますが
筋肉がパンパンになる事があります。
それは「パンプアップ」という現象で
運動後、筋肉内の血液やリンパ液が一気に増えることで
パンパンに感じているだけであり、
筋肉線維そのものが太く・大きくなっている訳ではありません。
ですので、もちろん数時間も経てばパンプアップは
おさまります。(自覚的な筋肉の張り感は残る事もあります)
ちなみに運動不足の方は特に、軽い運動でもパンプアップが起きやすく
元々の血流も良くないので、パンプアップ後も
元の状態に戻りにくいという事も言われています。
*「トレーニングを続けていたら体重が増えてしまった」
*「脂肪の方が筋肉よりも軽いなら筋肉はつけない方が良いのでは?」
トレーニングを続けていたら体重が増える…
→確かにあると思います。
脂肪より筋肉の方が軽い…
→これも間違いありません。
しかし!!!
同じ1キロの筋肉の塊と脂肪の塊
どちらの方が体積が大きいかご存知ですか?
そうです、体積は脂肪の方が大きいのです。
という事は…
体重が同じで、筋肉量が多い人と脂肪が多い人であれば、
筋肉量が多い人の方が引き締まって見えるという事です。
「ダイエットしなきゃ~」と言っては、
体重ばかり気にされている方も多くいらっしゃいますが、
引き締まった身体になるには、体重○○㎏ではなく、
筋肉量が大事、という事がこれでお分かり頂けたのではないでしょうか?
ジムに通っていらっしゃる方で、
トレッドミル(ランニングマシーン)などで有酸素運動を行い、
汗を流す方も少なくないと思います。
有酸素運動とは軽い全身運動を続ける事で、
体内にあるエネルギーを燃やす働きがあるのですが、
特に体脂肪を燃やす効果が高いと言われています。
*「それなら痩せるためには走ればいいじゃん!」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
そもそも筋トレと有酸素は身体に対して、
相反する効果を持っています。
◎筋トレ = 筋肉を中心にカラダを作る作用が強い(同化作用)
もちろん脂肪も一緒に作られます
◎有酸素 = 脂肪を中心にカラダを分解する作用が強い(異化作用)
もちろん筋肉も一緒に分解されます
同化と異化、カラダ作りの為にはどちらも必要な要素なのですが、
同時にやろうとすると、どちらにも悪い結果をもたらしてしまう可能性が
高いと言われています。
*「じゃあ結局はどうすればいいの!?」
と思っているあなた!
これはあくまで私の個人的な意見なのですが、
始めはどちらでもいいと思います(笑)
理想的には筋トレと有酸素の日を別々で行うことが出来れば
ベストだとは思いますが、トレーニング初心者の方や
運動する時間が限られている方には少し難しいと思います。
ですので、筋トレだけをされている方であれば、
筋トレ後に有酸素運動を5分からでもいいので少しずつ入れてみたり、
逆に筋トレを全くせず、有酸素運動のみをしている方であれば
時間に余裕のある週末などに少しずつで構わないので、
筋トレをメニューに入れてみてはいかがでしょうか?
ここまで間違いやすい”自己流”トレーニング編をご紹介していきましたが、
皆さんは自己流の間違いしていませんでしたか??
間違えてしまっていたそこのあなた!!
三軒茶屋にあります当あすウェルスポーツ鍼灸整骨院には
『パーソナルトレーニング』というメニューもございます。
トレーニングにつきましてはアスレティックトレーナーによる
姿勢評価や筋力チェックなどを初回に行い、
効果的かつ効率的にトレーニングを行うことが出来ます!
そのため当院をご利用頂いているトレーニング初心者の方でも
安心してトレーニングを行っていらっしゃいます。
今回は間違いやすい”自己流”トレーニング編をご紹介していきましたが、
次回は”自己流”栄養編をご紹介していきます。
是非、お楽しみに!!