2015年10月19日

激ヤバっ!腰痛になりやすい職業ランキング!!

あすウェルスポーツ鍼灸整骨院
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腰痛は、どんな職業の人がなりやすいの?

三軒茶屋・栄通り商店街にあります私たち「あすウェルスポーツ鍼灸整骨院」にも腰痛でお悩みの方がたくさんご来院されます。

そんな方々からも「腰痛と仕事は関係あるのですか?」との質問をよく受けます。

そこで、今日は“腰痛”と“職業”の関連について触れてみたいと思います。腰痛と職業の関係を、学術誌が取り上げました!

1997年に学術誌「European Spine Journal」に発表された報告によると、自動車工業・救急隊員・事務職・病院清掃業・ビール工場の5つの異なる職種の149人に対し、1年間にわたって腰部をMRIで繰り返し撮影した画像から得られた所見と腰痛との関連を調査した結果、なんと『椎間板異常と腰痛や職種との関連性はなかった』との結論が得られました。

つまりこれは、椎間板異常(医学的にみた腰部の異常)と腰痛と仕事の内容には、主だった関連性はみられなかった・・・つまり別々の話だよという結論がでたというわけですね。

これは、とても意外な結論だと思いませんか?

腰痛は、職業病だから・・・とあきらめることはない!?

椎間板については、腰痛の原因の最有力とされがちですが実は他にも重要な「報告」があります。

調査方法の中で「MRI撮影」というものがあります。

ご存知の方も多いと思いますが、MRIというのは一般的に普及している「画像診断」の一つの方法で、現代医学では、『確定診断』の方法としてかなりの信憑性を得ている方法の一つです。

ところが、調査期間中に13名が腰痛を発症しましたが、「MRI所見には変化(異常)はみられなかった」というのです。

こと腰痛に関する限り、MRIの画像は診断は「あまり役に立たない」という主張であり、同時に医学的技術の進歩で切り開かれてきた

強力な武器である『画像診断』が腰痛にはあてはまらないことが多い・・・というのです。

それには理由がありそうです。

『画像には写らない』ことが大切だということの裏返しのようです。

勿論、画像ではっきりとわかる「外傷的(ケガによるもの)な腰痛」や「椎間板ヘルニア」・「脊柱管狭窄症」など骨や軟部組織の変性による疾患による腰痛も存在しますが、現に「画像に写らない腰痛」もたくさん存在するということがこの調査から証明されたのです。

私たちには、“腰痛は職業病”的なイメージがとても強くありますがこの調査結果をみる限り、私の腰痛は職業病だから・・・とあきらめる必要なんて全くないということなのです。

無職の人は、腰痛である場合が多いという報告も!

また、少し古いデータではありますが1979年に報告された別の調査(整形外科Mook/山口義臣&山本三喜雄氏による)によると職業別にみた腰痛発症率の第1位は、なんと「無職のヒト」だというのです。

腰痛と

ここで注目したいのは、腰痛を発症する人の職業は様々であるということ。

一般的には、農業従事者や肉体労働者や工場で重いものを持ったり運んだりする人の割合が高いと思われがちですが実は違ったというのです。

つまりここでも、腰痛を発症する人は様々だということが証明されたとうわけです。

「無職のヒト」が最も腰痛の割合が高い・・・これはどういうことでしょうか?

おそらく、無職のヒトたちは、多くの場合日常的に強いストレスを抱えているからではないでしょうか?

精神的な部分、社会との関わりの部分で、かなりハードな環境に身を置いているのではないでしょうか?

そのことと、腰痛とはかなり大きな関係があるということのようです。

すなわち『ストレス』という現代人が逃れられない最大の敵(?)が大きな要因となっていると考えられます。

『現代人の腰痛の8割は心因性である』という説もあります。

心因性とは、ほぼ「ストレスからくる精神的不安」と言い換えてもよいでしょう。

 

とは言え、現代の職業で腰痛の割合の多い職業は?

とは言うものの、結果的に現代の職業で腰痛になりやすい職種の傾向というものが全くないわけではありません。

ある接骨院グループがまとめた数字によると、大きく5つの職種についている人たちが腰痛を訴えた割合が高いという報告があります。

順にご紹介すると・・・。

腰痛を訴えた割合が高い職種「第5位」は?

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「重量物を扱う作業に携わる方々」です。

心因性の要素が高い・・・と言ってもやはり「重いものを持ったり運んだりする人」に腰痛を訴えた人が

多い・・・というのは容易に想像できる答えです。

工場にお勤めの方、道路や鉄道などの整備や修理に携わっている方、主に引っ越しなどの作業に携わっている宅配業者の方などがこのジャンルに属します。

腰痛を訴えた割合が高い職種「第4位」は?

トラックに乗る運転手のイラスト

「長時間の運転によるタクシードライバーやトラック運転手の方々」です。

こちらも、わりと解りやすい結論ですね。

長時間タクシーやトラックの運転をされている方々は、どうしても同じ姿勢(不良姿勢)を取り続け、その結果肩や腰に疲労がたまり肩凝りや腰痛を引き起こす・・・これも解りやすい結論と言えますよね。

腰痛を訴えた割合が高い職種「第3位」は?

コックさん

「腰に負担のかかる立ち作業に携わる方々」です。

例えば、コックさんなど料理人の方や思いトレイやジョッキなどを運ぶホール担当の方など、比較的飲食業に多いのがこの方々です。

長い時間立ちっぱなしの上、どちらかと言うと前かがみの姿勢を保たざるを得ない・・・腰には相当の負担がかかりますよね?

腰痛を訴えた割合が高い職種「第2位」は?

介護

「介護作業に携わる方々」です。

介護士さんやホームヘルパーの方々は、お年寄りの身の回りのお世話・・・特に体位変換やお風呂に入れて差し上げる作業などお年寄りとは言え、人間の体重をほぼ背中や腰で受け止める作業が毎日のように繰り返し要求されます。

特に、お年寄りをベッドから起き上がらせようと前かがみになって抱き上げる際などは、腰へのストレスは相当なものとなります。

 

 

腰痛を訴えた割合が高い職種「第1位」は?

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ズバリっ、「デスクワークを主な仕事とされている方々」です。

つまり、多くのサラリーマンやOLの方々が腰痛を訴えた割合が最も高いということです。

ほとんどの方が、パソコンの前に長時間座りしかも長時間ほぼ同じ姿勢をキープすることを余儀なくされる・・・。

余談ですが、パソコンのキーボードをたたく姿勢は本来人間がするはずのない動作なのだそうです。

つまり肘を屈曲(曲げ)させ、手の甲を背屈(伸ばし)させ、指を屈曲(曲げる)させるという動作・・・この動作はヒトのDNAには組み込まれていない現代(パソコンが普及されて以降)特有の動作であると言えるのだそうです。

つまり、ヒトが得意ではない動き=疲れやすい動きであるということです。

そして、この姿勢は自然とヒトを前かがみ(もしくは猫背)の姿勢にし、しかも眼精疲労まで呼び起こす場合も少なくありません。

これは、VDT(Visual Display Terminal)症候群とも呼ばれ、“身体”だけではなく、“心”にも悪い影響をもたらす可能性もあります。

つまり、“身体”と“心”の両方にストレスをもたらす作業と言っても過言ではありません。

前の調査でも触れたように、決して肉体的な労働条件が腰痛をもたらす直接の引き金にるケースが多いのではなく、むしろ“心因性”の要因が腰痛をもたらせるケース方が圧倒的に日常的でかつマジョリティであるということが、ここでも証明されているのではないでしょうか?

どんな職業でも腰痛は起こり得るし、必ず治ります!

腰痛になりやすい職業のいくつかの例をランキング形式でお伝えしてきましたが、ここで私たちが最もお伝え したかったのは

「どんな職業の方でも腰痛は起こるし、またその腰痛は必ず治すことができるのであきらめないで欲しい!」ということなのです。

三軒茶屋・栄通り商店街にある、私たち「あすウェルスポーツ鍼灸整骨院」には、豊富な知識としっかりとした技術をあわせもったスタッフが揃っており、皆様の様々なニーズにお応えする準備が整っております。

保険診療や自由診療を。受けに来て頂いた方には、本来の治療だけでなく、施術後のアフターフォローとして 職業ごとによくやってしまう姿勢の改善方法や、日常的に出来る簡単なストレッチ方法などのレクチャーも行っております。

いつでも、私たちあすウェルスポーツ鍼灸整骨院までご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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