最近、寒くなってきましたね。。。
三軒茶屋にある、
当『あすウェルスポーツ鍼灸整骨院』に来院される患者様の中でも、
風邪を引いたとおっしゃる方が増えてきているように感じます!
風邪を引かない為にも、適度な運動は必要です!!
と声を大にして言いたいところなのですが……
寒い時って家に引きこもりがちですよね(~_~;)
この日は走る! と決めていても、当日雨になって走れなくなり、
もう今日は家でゆっくり過ごそう……
なんて挫折してしまう方も多いのではないでしょうか?
↑はい! 雨女あるあるですね(´-`)笑
しかし、体を動かす習慣がないと筋肉は硬くなり、
身体の不調にも繋がりやすくなります。
何度も言いますが……
だからこそ、身体を動かしましょう!!
運動やスポーツがしたいのだけど、
寒いのが苦手な方! 天候に左右されたくない方!
今年の冬は、屋外ではなく、
屋内でボルダリングを楽しんでみるのはいかがですか??
今回のコラムでは、室内でもできる気軽に行えるスポーツとして
近年人気が急上昇しているスポーツクライミングについてと、
その際に起こりやすい怪我の1つである、
「TFCC損傷」についてご紹介しています!
え?? ボルダリング? クライミング? 初めて聞いた……
と全く知らない方でも、今回のコラムを読めば大丈夫です!!
このブログを見て、今から始めれば、
4年後の東京オリンピックを楽しく観戦できること間違いなし☆★
目次
さて、以前のコラムでもお話ししましたが、
☆2020年 東京オリンピック☆が開催されますね!
ニュースなどでもうご存知の方もいらっしゃると思いますが、
・野球、ソフトボールが復活
・サーフィン
・スポーツクライミング
・空手
・スケートボード
以上の4種目が正式に新種目として決まりました(*⁰▿⁰*)
新たな競技がオリンピック種目に決まったことで、
これを機会に興味を持った方も多いと思います!
4種目の中でも特にスポーツクライミングは、
近年人気のスポーツになってきており、
都内にも専用施設が増えているので、簡単に始めやすいと思います(^^)
ところで……
ボルダリングは知っているけど、スポーツクライミングって何?
と思った方~! 私も仲間でした!(笑)
スポーツクライミング=ボルダリング?! って事?
と、コラム筆者も以前までは、
岩を登るスポーツを総称してボルダリングと思っていました。
しかし、当『あすウェルスポーツ鍼灸整骨院』に来院された、
ボルダリングをしている患者様を担当した時に、
その競技についてお話を聞いたことがきっかけで、
ボルダリングに興味を持ち、その競技について調べたり、
なんと実際に体験もしてきました!( `―´)ノ
スポーツクライミングとは、人工的に作った壁で行われる、
・ボルダリング
・リード
・スピード
の3つの種目のことを言います。
天然の岩場と対峙するロッククライミングが有名ですが、
スポーツクライミングは、競技性を持たせ、
スポーツ的要素に重点を置いた新しいジャンルのスポーツです!
なんと、今回のコラムで使用している写真は、
私にボルダリングを教えてくださった(※)太田裕樹様にご協力いただき、
ご本人が実際に競技をされている貴重な写真を提供していただきました!
太田様、ご協力誠にありがとうございます!!
(※) 下記に、ボルダリング選手としてもインストラクターとしてもご活躍中の
(※) 太田裕樹様のご紹介も記載しております、是非ご覧ください☆
ロープで安全が確保された競技者が、
十数メートルの壁に設定されたコースを登り、その到達高度を競う競技で、
つまり、コースをどこまで登ることが出来るかを競う種目です!
選手はロープの繋がったハーネス(安全ベルト)を装着し、
途中の確保支点にロープをかけることで安全を確保しながら登り、
最後の支点にロープをかけると完登とみなされます!
……高さを競う種目とあって、私は高所恐怖症のため、
見るだけで実際にやったことはないですが(;’∀’)
3つの中では長い距離を登るので”持久力”が必要だなと感じます!
高さ5m以下の壁に設定された複数のコースを、
制限時間内に幾つ登れたかを競う競技です!
各コース制限時間内であれば複数回トライできるため、
少ない回数で登ることも重要となります。
色テープなどで指示されたホールドからスタートし、
指定されたゴールのホールドを
両手で保持する(数秒静止)と完登となります!
いかに速く駆け上がることができるか、
コンマ数秒を競い合うスプリント競技です!
物凄い速さなので瞬きしないように・・・(笑)
簡潔にですが、
スポーツクライミングについて説明させていただきました(^^)
私自身、上記の中ではボルダリングを数回行ったことがあり、
実際にやってみて感じたことは……
腕の力だけで登るのではなく、
足の力も一緒に上手く使わないといけないという事、
つまり、パワーだけでは完登できないということでした!
子供の頃は、公園へ行って木や遊具に登ったりして遊びましたが、
大人になると走ることはあっても、何かを登ることはもうしなくなりますよね?
私は体育会系なので、力で何とかするタイプ(笑)でしたが……
ホールドしたまま(キープしたまま)次の一手を考えて進む。
簡単なようで実に奥深いスポーツだと感じました。
さて、次はクライミングの際に多い怪我についてご紹介します!
起こりうる怪我を挙げてみると、
・降りる時にマットの間に着地した事による捻挫
・降りる、落ちた際の他人との接触
・足が滑り、手や肩に過剰な負担が掛かり、脱臼や筋損傷
以前、疾患別にコラムを書いていますので、
怪我した際の治療法や対処法などチェックしてみて下さい!
・肩コラム
四十肩・五十肩のコラムですが、肩関節の構造についてご紹介しています。
皆さん! 突然ですが、
クライミングの際に上記以外にも身体の大事な部位があります、
どこだかお気付きでしょうか?
肩・膝・足首ときたら~~~??
そうです! クライミングの際は、手を使いますね!( `―´)ノ
クライミングの怪我では、手首の捻挫が1番多いと思います!
練習量が増え、強い衝撃が繰り返し起こることによって、
捻挫以外の怪我にも繋がりやすくなります!!
手首を強く曲げたり、反らしたり……
痛みを感じたら様々な事が考えられますが、
小指側に限った痛みを感じたことありませんか?
その小指の痛み・・・
TFCC損傷かもしれませんよ?!
TFCC損傷はクライマーだけでなく、野球・ゴルフ・テニスなど、
手首を激しく使うスポーツに多い障害です。
次に、TFCC損傷についてお話したいと思います!
TFCC損傷のTFCCとは略語であり、正式には、
三角線維軟骨複合体(さんかくせんいなんこつふくごうたい)損傷
Triangular=三角
Fibro=線維
Cartilage=軟骨
Complex=複合体
→TFCC損傷と言います!
名前を聞いても手のどこの部位かピン!ときませんね(;’∀’)
手関節尺側(小指側)の靭帯・関節円板・半月板類を
総称して三角線維軟骨複合体と言います。
より細かく説明すると、小指側にある三角形の形の部分にあたり、
主に
・尺骨三角骨靭帯
・尺骨月状骨靭帯
・掌側橈尺靭帯
・背側橈尺靭帯
・関節円板
・尺側側副靭帯
・三角靭帯
からなっており、
手首の外側の手首の安定性・衝撃吸収の役割があります。
小指側に曲げた際に痛みが強くでるのが特徴です。
では、なぜこのような痛みが出るのでしょう?
次は、TFCC損傷になる原因について、見ていきましょう!
手首の捻挫とも言われ、
軽いものであればそのまま安静に!
と言われてしまうことが多いのですが、
高齢者では転倒して手をついた際、
橈骨(親指側の骨)の手首側が折れてしまう
橈骨遠位端骨折などが起こりやすく、
この橈骨遠位端骨折に合併してTFCC損傷が起こる
とも言われています!
手首を返す動きなどにより、繰り返しの負担がかかることで慢性化し、
痛みに繋がりやすいです。
スポーツに限らず、日常生活や仕事上での動作でも同様とされ、
TFCCに負荷がかかり続けることも原因となります!
手首はスポーツだけではなく、日常生活でも良く使う部位なので、
負担がかかりやすく、年々ダメージが蓄積され、
変性に繋がりやすいと言われています!
TFCC損傷で検索すると、
尺骨突き上げ症候群と言うワードも一緒に出てくると思います!
通常、尺骨は橈骨と同じくらいの長さなのですが、
尺骨突き上げ症候群は名前の通り、
尺骨が橈骨よりも長く突き上げてしまっています。
生まれつき長い方もいれば、骨折などで長くなってしまうこともあります。
少し分かりにくいのですが・・・
尺骨茎状突起
(手首の小指側の骨)の
出っ張りが特徴です!
この状態ですと、TFCC部分が狭くぶつかりやすくなるため、
TFCC損傷の原因になりやすいです!
基本は固定・保存療法が一般的です!
なお、転倒した際などは骨折の場合もあるため、
まずは整形外科を受診することをお勧めします!
ご存知の通り、整形外科ではレントゲンやMRIでの画像診断が出来る上、
痛みが強い場合は必要に応じて、
内視鏡手術やステロイド注射による処置が施されます。
当院は整骨院のため、画像診断はできませんが……
TFCC損傷の治療やリハビリを行っております!!
患部に炎症があれば、インディバセラピーにて炎症の緩和、
筋肉は骨から骨に付着しているので、鍼灸・マッサージにて
近隣の筋肉の緊張を緩めることで、症状の緩和が期待できます!!
今回のテーマである手首に限らず、
痛みは放置してしまうと長引いたり悪化してしまう恐れもあります。
この前痛めた所がなかなか治らない……
なんて事になる前に、早めに受診するようにしましょう!
当院では、手首の痛み以外にも、様々な痛みに対応しております!!
今年の痛みは今年の内に軽減・改善させ、
2017年は運動・スポーツの年にしましょう☆★
先程もご紹介させていただきましたが・・・
三軒茶屋にある当『あすウェル鍼灸整骨院』にも、
ボルダリングをしている方が多く来院されます(^^)
以前HPでもご紹介しましたが、☆太田裕樹(おおたひろき)様☆も
クラインミングのインストラクターをされています!
ボルダリングやリードクラインミングを始めたいけど不安な方、
もっとボルダリングが上手くなりたい方、
上級者コース完登を目指している方などなど……
ぜひ一度《ヒローズアップ》で検索、
もしくは下記のURLよりHPをご覧ください♪