【なぜ起こる?】辛い筋肉痛の原因と解消法

あすウェルスポーツ鍼灸整骨院
筋肉痛の原因

筋肉トレーニングやエクササイズには筋肉痛が付き物ですよね。

 

真剣にスポーツに取り組む場合でも、

健康やダイエットのためのエクササイズの場合でも、

筋肉痛の原因と解消法について、しっかり知っておくことが重要です!

 

筋肉痛になる原因とは?

 

筋肉痛が起こる原因は、実は現代医学でも完全には解明されていません

 

それでも、以下の原因が筋肉痛に関係していると考えられています。

順番に見ていきましょう!

 

 

 

原因1. 筋繊維の損傷による炎症

 

トレーニングなどで筋肉に繰り返し負荷がかかると、

筋繊維に細かな損傷や断裂が起こります。

 

同時に、伸縮しない筋肉の結合組織も、

筋肉の使用時に傷付いているのではないかと言われています。

 

この傷付いた部分が炎症を起こし、

筋肉痛につながっていると考えられています。

 

 

 

原因2. 回復時の筋肉分解

 

損傷した筋繊維は、一度分解されてから再構築されます。

 

この「回復~分解」の過程で筋肉が縮んでしまい、

それが筋肉痛の原因になっているとも言われています。

 

 

 

原因3. 乳酸など疲労物質の蓄積

 

もう1つ考えられてきたのが、疲労物質の蓄積です。

 

運動をハードに行えば、それだけ筋肉中に乳酸などの疲労物質が溜まってきます。

 

乳酸が溜まると筋肉が縮み、それによって血行が妨げられ、

痛みの原因となっていると長く考えられてきました。

 

 

 

しかし最近では、血液中の乳酸値が運動後すぐに低下することから、

運動直後の疲労は乳酸が関係していても、その後の長期的な筋肉痛には、

疲労物質は関わっていないのではないか、とも言われています。

 

 

 

筋肉痛の解消方法を知ろう!

 

では続いて、具体的な筋肉痛の解消法をご紹介していきましょう!

 

 

 

筋肉痛解消方法1. ストレッチやマッサージでほぐす

 

激しい運動の後は、筋肉は疲労している状態です。

しかしそのまま放っておくと、筋肉は硬くなってしまいます。

 

 

 

そこで、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐしてあげましょう!

血行が促進され、筋肉痛を早く回復してくれます。

 

注意点は、急激に伸ばしたり、強くもんだりしないことです。

体に無理のない優しいストレッチやマッサージを心掛けましょう。

 

ストレッチは徐々にゆっくり伸ばし、

マッサージはもむのではなく、さする程度が良いでしょう。

 

 

 

筋肉痛解消方法2. 強い痛みは冷やし、治まったら温める

 

筋肉の冷却と温熱も効果的です。

ただし、こちらは間違えると逆効果になるため、注意して行いましょう。

 

 

 

痛みが強い時は筋肉が炎症を起こしている可能性が高いため、

冷やして血流を抑制することが大切です。

 

痛みが治まってきたら、今度は血行を促進するために温めてあげましょう。

 

 

 

筋肉痛解消方法3. 入浴する

 

血行促進による回復では、入浴も効果的です。

入浴後の血行が良くなった状態で、

軽めのストレッチやマッサージを行うとさらに良いでしょう。

 

 

 

また、熱めの湯船に3分ほど浸かった後に、

冷水のシャワーを1分ほど浴びるのを繰り返す「温冷浴」も

血行を促進してくれます。

 

※ただし、こちらは心臓への負担もあるため、
高血圧の方や持病をお持ちの方は行わないようにしてください

 

 

 

筋肉痛解消方法4. 十分な睡眠をとる

 

筋肉を回復する成長ホルモンは、眠っている時に多く分泌されます。

そのため、筋肉痛解消には十分な睡眠が最も大切だと言えます。

 

特に激しい運動の後は、8時間程度のしっかりした睡眠をとりましょう。

 

 

 

筋肉痛回復に効く栄養素・食べ物

 

筋肉痛回復に効果的な栄養素・食べ物もご紹介しておきましょう。

 

 

 

1. タンパク質

 

アミノ酸を含むタンパク質です。

肉類魚類豆類乳製品に多く含まれています。

 

 

 

2. ビタミンB1

 

続いてビタミンB1です。

玄米豚肉うなぎに多く含まれています。

 

 

 

3. クエン酸

 

クエン酸も筋肉痛解消に効果があると言われています。

梅干し柑橘類などに含まれています。

 

 

 

食事以外にも、これら栄養素をサプリで摂取する方法もあります。

 

 

 

最後に……

 

筋肉痛になった場合は、焦る気持ちを抑え、落ち着いて治しましょう。

中途半端に回復した状態で運動を再開すると、

治りが遅くなったり、新たな怪我に繋がってしまう場合があります。

 

普段からストレッチや長めの入浴や十分な睡眠、

タンパク質やビタミンB1の摂取などを心掛け、

筋肉痛になりにくい体を作っておくことも大切です!

 

 

 

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